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2017.06フランス⑷フランスと日本のちがい

こんばんは、今週から上海に来ています。
上海行きの機内食。
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先週末にフランスから帰って来て、週末はなんとか死守して、
週明けから上海です。
今週はずっと上海で営業活動してましたが、来週からは煙台なので明日日曜日に移動します。
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フランスの続きをちょこちょこ更新しますね。

1つ前の記事でも書いたとおりフランスで結婚パーティをしたのだけど
そのパーティでびっくりしたことがいくつかあって
すでに忘れてることも多いのだけど、覚えてる範囲で書き留めておきますね。
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◇フランスでは「親」<「1人の人間」
うまく説明できないのだけど、例えば小さな子持ちのカップルが何組か来ていたのだけど
先に書いたとおり23時を超えて、
子どもたちがひとりふたりと寝落ちしていっても誰も帰る気配がないどころか、2時近くまで夫婦揃ってワインを楽しみダンスで盛り上がってる。
子どもが起きていた時の方がむしろプールで注意してみていたりしていたのが、眠ったことで安心して楽しめるというくらい。

日本だったらまず「子ども第一」で、子どもが小さいから…ってあまり遅くなりすぎないようにするかなと思いましたが、
フランスの人は子どもを理由に自分たちの楽しみを犠牲にしないのかなと思いました。

もちろん子どもがいるなりの楽しみ方にはなるでしょうが。
あと子供だけでなく、80代のおばあちゃん2人も2時近くまでいました…。

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◇1人の人間として
これと同じように、ギヨムの友達がギヨムの両親を見る時、
「友達のお父さん」という見方はしません。
Gillesという1人の人間として接しますし、お父さんの方も「息子の友達」という見方はしません。
これはわたしにとってはとても不思議な感覚でした。

ギヨムの両親とお姉さんが10月に日本に来るのですが、その時の話をしていて
「ミナの家族の名前を教えて欲しい」と言われました。

両親の名前や弟の名前を教えたら、呼び方をずっと練習していたのですが
弟はともかく、両親を名前で呼ぶのはとても違和感があります。
ギヨムのお姉さんがうちの親を「アケミ」とか呼んじゃうのか〜、と。

これと同じことですが、昔最初にギヨムの両親に会うときに、どう呼んだらいいのか困りました。
普通に名前(を呼び捨て)で呼んだらいいんだよ
とみんなから不思議がられましたが
日本人の感覚としてはこれもなんとなくおかしな気分で
結局今は「〜san」と呼んでいます。
義両親は日本についてよく知らないので、もしかするとサンって何?と思ってるかもしれません。

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◇フランス人の体力にびっくり
わたしは日本人としてもそれほど体力がない方ではないと思いますが
フランス人の体力にはいつもびっくりします。
それも子どもから大人まで…。

今回の結婚パーティ自体は始まりが夕方だったのでそれほどきついことはないと思いますが
例えばパーティの翌々日にギヨムと友だちと3人で
車を運転して遠出をすることになりました。

出発は朝の6時半。
詳しくはまた後日書きますが、かなりの長距離ドライブを一日中して、
普通の人であれば2日に分けて回るくらいの何箇所かのポイントで観光し
途中川で泳いだり山登りをしたりして
結局この日の戻りは結局夜の11時でした。

この日は本当に本当に疲れましたが、
ギヨムと彼は車中でも一睡もせずずっとおしゃべりしていました。

特に夏は10時頃まで日が暮れないので1日が長いんですね。
スペインでシエスタってあるけど、ようやくこの意味を理解しました。
わたしもシエスタがないと夏のヨーロッパは身体がもたないです。

ギヨムもやはり体力あります。
ギヨムがまだフランスにいた頃よくLINEしてましたが
1時とか2時までパーティして翌朝仕事、の繰り返しでした。
一緒に生活してると「眠るときは眠る」を徹底してるのがいいのかな。
彼は朝が弱く、朝は家を出る10分前まで熟睡してます。
わたしはいつからか、目覚ましが鳴るまでぐっすり熟睡ということができなくなりました。
パン職人の名残ですが、どちらがというと朝型人間だと思います。

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***

フランスにいるときはいつも驚きの連続で
わたしは刺激がたくさんあって楽しいです。
住むと楽しいとは言ってられなくなると思いますが
今はまだ旅行者なので楽しいです。

小ネタはたくさんありますが
長くなるのでまたちょくちょく書いていきますね。

今は中国にいますが、もちろんこれもフランスと同じくらいの驚きがあります。
基本的にわたしが深く付き合ってる外国は
フランス、中国、インドネシアですが
この三国は全て好きです。
日本も外国も深く知れば知るほど面白い。
風土の違いからくる人間の違いを見るのが楽しいです。

昔大学の授業で文化人類学という学問を知りましたが
わたしはこの分野がとても好きでした。
法学部だったので、風土の違いからくる政治思想の傾向や憲法の性格を専攻していました。

こんな自分が今こうして海外で働いたり、国際結婚したりしたのはつくづく面白いことだと感じます。
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by sharl69 | 2017-06-30 14:41 | 出張・旅行・帰省
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